「マクロビオティック」って何?
今、静かなブームの「マクロビオティック(Macrobiotics)」。
それは玄米菜食をベースとした、日々の「食事」が基本となります。
現在、米国の著名なアスリート、モデル、俳優、経営者、アーティストなど200万人以上が、このマクロビオティックを実践していると言われています。
その本質は、僕ら日本人の先祖が伝えてきた伝統的・普遍的な知恵なのです。
オーガニック玄米、野菜、豆、海藻、味噌や醤油といった調味料を使った料理は、私たちの祖先が古くから営んできたライススタイルであったわけです。
肉・乳製品・卵・砂糖などは使わず、栄養学的に問題がないので、むしろ理想的だということがアメリカ政府や国連を中心に証明され、1992年からアメリカ農務省作成する食事指標は、日本の久司氏のマクロビオティックの影響を受け、改定が続けられています。
旬のオーガニック食材
便秘、むくみ、口臭、肌荒れ、生理痛、冷え性、不眠症、花粉症・・・。
これらは食べ物のアンバランスを体が調整しようとする症状なのです。
マクロビオティックで旬のオーガニック食材を取り入れることで、体が自然のバランスを取り戻していきます。
体内の老廃物や汚染物質が徐々に排出され、人間本来の感覚が目覚め始め、体がスッキリ明るくなります。
体が変われば、気持ちもポジティブに変わると言われています。
集中力が増し、イマジネーションが溢れ、意思が強くなります。
マクロビオティックがアーティストや俳優、経営者などに支持されるようになったのも頷けます。
オーガニックのメリット
洗濯に使う洗剤、トイレの洗剤など、環境に悪影響を及ぼす強い洗剤はいらなくなります。
野菜の皮も食べるので生ゴミも劇的に減ります。
体の治癒力が高まり、医療費も減ります。
厚さ寒さに強くなり、光熱費も最小限になります。
オーガニック食材を買うことで、環境を守ることになり、さらにはオーガニック作物を作る生産者の支援にも繋がります。
マクロビオティックの精神
マクロビオティックを実践することで起きるココロと体の変化は、私たちの生活を目的に合わせて自由にデザインしていくプロセスなのです。
いきなり食生活を変えることは難しいことかもしれませんが、まず主食を「玄米」に変えてみるだけでもビックチャレンジとなるのです。
「薬膳」や「郷土料理」なども、マクロビオティックの精神に繋がるのでしょう。
食材本来の持つエネルギー
食べるだけのことではそれ程目立ちませんが、その地味な営みは確実に私たち自身と社会に繋がっています。
マクロビオティックを堅苦しく考えず、食材本来の持つエネルギーを信じ、自分の生活を自由にデザインして行きましょう!